SEOに効果的!サイトの巡回率を上げる内部リンクのポイントとやり方

外部サイトからの被リンクがSEOに影響を与えることは既にご存知かもしれません。大きな効果を持つため、テクニックとしても注目度が高いです。
そして、外部リンクばかりに注目する多くの人が見落としているのが、内部リンクの設定です。サイトのページ同士をリンクでつなぐことで、各々のページの巡回率が上がり、それによりSEOの効果もあるのが内部リンクです。
この記事では、SEOに効果的な内部リンク設定のポイントと、WordPressサイトでの内部リンクのやり方についてお話しています。
あなたのサイトに記事が増えれば増えるほど、内部リンクは重要な役割を果たします。効果的なやり方を覚えて、今後のサイト運営に必ず取り入れるようしてください。
目次
内部リンクはSEOにとって重要な要素の1つ
冒頭でお話したように、外部サイトからのリンクは、まだまだ効果のあるSEOの1つです。質の高い外部サイトから数多く参照されることによって、あなたのサイトは人気サイトとみなされます。
しかし、リンクによる効果は外部サイトからだけのものではなく、自分のサイトから自分のサイトへのリンクも非常に重要な要素の1つであると考えられています。
ただ、リンクを張ること自体に効果があるというよりも、ページ同士をつないで、読者さんに必要な情報をしっかりと参照してあげる。そしてそれにより、ページが巡回され、結果、サイトの上位表示が可能になると考えていただくのが正しいかなと思います。
あなたも何か悩みや疑問があり、検索エンジンで調べていたとき、
「このサイトには大したこと書いてないな…他のサイト見よ(戻るボタン)」
「このサイトめちゃくちゃ面白い!他の記事も見よ!(リンクぽち)」
と、このどちらも経験したことがあると思います。当然、後者のサイトの方が、満足度の高いサイトですよね。
次の記事、また次の記事と、読みやすくしてあげるための施策が、この記事で紹介している内部リンクの大きな役割です。
読者さんは基本的に面倒くさがりで、せっかちと考えてください。次々読みやすい仕組みを作っておいてあげなければ、いくら記事の1つ1つのクオリティが高くても、それを自分自ら読みにいくようなことはしたがりません。
できる営業マンのように、
「それで悩んでいるということは、根本的な解決策として、こちらの対応を先にするのがオススメです。」
「今の悩みが解決したら、今度はこういうところが問題に上がってきます。先に対策しておきましょう!」
と、先回りして読者さんの解決策を出してあげることが内部リンクの役割です。これにより、ページの巡回が増えれば増えるほど人気サイトとして判断され、SEOの効果が期待できるというわけです。
これが内部リンクの概要と、それが良しとされる理由です。
じゃあ、やみくもに記事同士をつなげればいいのか?と言われると、それは違います。ここからは、内部リンクを張るときのポイントについてお話していきます。
サイトを巡回してもらうための内部リンクのポイント
1.読者さんにとってそれは必要か?を考える
先ほどもお話したように、やみくもに内部リンクを設置しても意味があるものではありません。むしろそれは逆効果で、読んでいる読者さんは、いきなり関係の無い記事に飛ばされてしまうと、むしろ迷惑ですよね。
なので、内部リンクを設置するときは、
その参照リンクは、読者さんのためになるか?
を、特に重視して1番に考えてみてください。この考え方が、内部リンクを張るうえで最も本質的な部分です。
記事同士の関連性があるのはもちろんですが、文脈を考慮して、読んでいて邪魔にならないように参照してあげることも大切です。このような、徹底的な読者目線が最終的に上位表示されるサイトを作ります。
SEOって何?サイトの上位表示に必要なことをしっかり理解しよう>>
2.内部リンクにはキーワードを含める
内部リンクを設置する際は、わかりやすい文言(キーワード)で誘導してあげることも大切です。
オススメ記事はこちら>>
ではなく、
内部リンクについてのポイント解説の記事へ>>
と、このように、アクセスする前に内容が分かるようリンクを設置してください。
こうしたリンク内のテキストを「アンカーテキスト」と呼びます。アンカーテキスト内にキーワードを含めることで、リンク先の記事は、そのキーワードでの評価が上がるとされています。
1つ面白い例えを出します。アダルトサイトでは年齢認証が必須であり、そのため、アクセスしたときの最初に、「18歳以上の方はこちら」「18歳未満の方はこちら」と、リンクを付けてあげることが一般的です。
で、「18歳未満の方はこちら」というリンク先には、Yahoo!のトップページを設定するサイトがなぜか多く、そのため、「18歳未満」で検索すると、Yahoo!のトップページが1位に表示されるようになりました(今では改善され、このような検索結果にならないようです)
と、このように、外部リンクのアンカーテキストは効果のあるものと証明されているので、必ず適切なキーワードを含めて設定してあげるようしてください。
もちろん、リンク先の記事と一致しないキーワードでのリンクはNGです。ここでも、やはり読者さん目線で、わかりやすい文言で誘導してあげることが必要です。
3.リンク先のコンテンツは信頼性の高いものか
2のポイントで、リンクが送られた記事が評価が上がるというのは、理解していただいたと思います。ですが、リンク元の記事もまた、適切な参照リンクを設定することで評価が上がると考えてください。
これもまた、自分が読者の立場に立ったときを考えてみるとわかりやすいです。リンク先が適当なものであったり、信頼度の低いソース(情報元)であると、読んでいる方はストレスになりますよね。となると、リンクを送る側の質も下がってしまうのが想像できるかと思います。
このように、内部リンクを付ける際は、リンク先のコンテンツの質も非常に重要です。
とくに気を付けた方がいいのが、医療や美容関係のサイトを作る際ですね。このような場合、自分のサイトの記事だけを参照するのではなく、以下のような外部サイトも参照してあげてみてください。
- 製薬会社や医療機関が作ったコンテンツ
- 医師が監修しているコンテンツ
- 医療的な効果を証明済みの論文
これらは厳密に言うと内部リンクではいのですが、「リンク元記事の評価にも関わる要素」なので、ポイントしてあげました。
4.ナビゲーションやサイトマップも忘れずに
内部リンクと聞くと、記事内のリンクばかりを気にしてしまいがちですが、ナビゲーションメニュー、サイドバー。サイトマップページからの内部リンクも非常に重要です。私は、それを含めて内部リンク施策だと考えています。
メニューやサイトマップもまた、サイトの使いやすさに影響があるものですね。メニューはサイト大事なページへすぐにアクセスできるようになりますし、サイトマップはそのサイトの全体像を一覧で把握することができ、階層が深いページへも簡単にアクセス可能です。
内部リンクとは、こうしてページ内をリンクでつなぎ、サイトを使いやすくするのが元々の役割なので、記事以外の部分のリンクもしっかり意識してみてください。細かい部分ではありますが、こういったところで損しているサイトも多いです。
WordPressサイトでの記事内部リンクのやり方
最後に、WordPressで記事中内部リンクを張る際のステップを紹介します。
1.ビジュアルエディタの場合

ビジュアルエディタを使う場合は、アンカーテキストを選択して、上部のリンクボタンから内部リンクを設定できます。
2.テキストエディタの場合
テキストエディタの場合は、HTMLタグでリンクを設定します。
<a href=”リンク先のURL”>内部リンクについての記事はこちら>></a>
以上が内部リンクを設定する際のポイントです。これを踏まえて、上位表示されている競合の記事をチェックしてみると、どのサイトも上手にリンクを張り巡らせて、ページ内を巡回してもらう仕組みができているのが分かるはずです。
外部のみならず、内部リンクについてもSEOに有効な要素の1つなので、忘れずにしっかりこれらのポイントを押さえておいてください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
僕は元々は時給300円以下の極貧生活も経験をしています。働いても働いても、稼げない…ビジネスのセンスや才能はまるで0でした。
学生の頃父親に「おまえは何にもなれない」と言われたことがコンプレックスもあり、「レールに沿った人生の方が幸せだったかも」と心が折れたことが何度もあります。
それでも、覚悟を決めて本気でビジネスに取り組むことで、今では普通のサラリーマン以上の収入をもらい、好きな人たちと楽しく仕事ができるようになりました。そのためには、センスも才能も、恵まれた環境もいりません。
ビジネスで自立して、主人公として生きていく。過去の僕と同じように人生モヤってる人が、思いっきり活躍するために、その具体的な方法や、僕の過去の経験をメールでお話しています。