個人ビジネスで成功するコツはノウハウを減らすこと

新しい本を買ったり、新しいメルマガを読んだりして、新しい情報を得ることは非常にワクワクするものです。
最近は昔と比べてインターネット環境が整い、色々なところから簡単に情報を得ることができます。サイトやブログだけではなく、TwitterやFacebook、LINEなどからも情報をサクッと取得することができますね。
ですが、その反面、本当に必要な情報が埋もれてしまうという問題も起こってしまいます。現代は、明らかな情報過多です。必要の無い情報にまで常に思考を奪われてしまい、本当にやるべきことに集中できない人がたくさんいます。
この記事では、そんな情報過多の時代に情報とうまく付き合い、結果をしっかりと出す方法について、僕の体験を交えてお話しています。
目次
1人でできることのパワーを分散するべきではない
個人でビジネスを始めるということは、最初のうちは必ず自分一人でチャレンジすることがほとんどです。誰かとタッグを組んだり、友人数名で起業したりというのはまれなケースでしょう。
つまり、どうあがいても、最初は自分の24時間しか使えないのです。1日に使える時間は、どんな人であっても、平等に24時間しかありません。
では、それらを色々な種類の情報に注いでしまうとどうなるでしょうか。2つ3つと分散していくことで、あなたが1つのことにかける時間の割合は減ってしまいます。
分かりやすく、ネットビジネスのよくある失敗例をお話します。
- ノウハウA 3ヶ月後に月収10万円
- ノウハウB 4ヶ月後に月収20万円
- ノウハウC 5ヶ月後に月収30万円
これら、3種類のノウハウがあるとします。あなたなら、これらのノウハウをどのように活用しますか?
「全部一気にチャレンジしたら、5ヶ月後には少なく見積もって月収60万円!?全部やるでしょ!」と、こんな風に考える人がよくいます。ですが、結論から言って、この考え方は間違いです。おそらく、全てのノウハウに同時にチャレンジしてしまった人は、5ヶ月後、1円も稼げずに終わっていることでしょう。
複数のことを行おうと考えると、時間だけでなく、そのパワーも分散されてしまいます。また、人は物事を切り替えるタイミングで、必ず集中力が途切れてしまいます。
ノウハウや作業の切り替え時に要する時間や、パワーのことをスイッチングコストと呼びます。複数のノウハウを行うことによって、このスイッチングコストが余計にかかってしまうので、最初のうちは特に、1つのノウハウに絞ることをオススメします。
個人でビジネスを行うということは、ただでさえ色々な業務をこなす必要があります。この業務の切り替えの際にも、スイッチングコストが発生しているので、それを複数ジャンルのノウハウで実践するのは至難の業です。
少なくとも僕は、同時に1つのことをこなすことでうまくいったことはありません。
稼ぐために必要なノウハウってそんなに多くないです
インターネットを使ってビジネスを始めたばかりの人の多くは、色々なノウハウに目を奪われてしまいます。あれもこれも目新しく、魅力的に感じてしまうものです。
ですが、実際は、ネットを使ってお金を稼ぐために必要な知識やスキルって、そこまで必要ないです。ブログもやって、SNSも使って、マーケティングを覚えて、英語も学んで…と、こんな必要はまったくありません。
先程もお伝えしたように、ブログならブログ、SNSならSNSを極めるのが1番です。
読んでいない本やメルマガとかは即捨てる
冒頭でもお話したように、現代は情報過多の時代です。情報が多いことは、決して悪いことではないですが、多くの人はその情報に振り回せれている状態です。
スマホを見れば、ピコピコと常に情報が届く状態。メールボックスも2〜3日放置するだけで、大量の未読メールでいっぱいに…
情報を積極的に取りに行っているつもりが、いつの間にか情報の奴隷になり、そして注意散漫になってしまっています。なんと、こうして情報を受け取りすぎている現代人の集中力は、金魚以下だそうです。衝撃的ですよね。
では、どうすれば集中力を上げることができるのかというと、ズバリ情報を捨ててしまうことです。
情報を捨てるというのは、最初はなかなか勇気のいるものです。「もしかしたら、このメルマガにお宝情報があったらどうしよう…」と、情報をもらい損ねるリスクを、多くの人は考えてしまいます。
「あれもこれも」と欲張って情報を得ようとした結果、ほとんどの人はその情報をさばき切れなくなってしまうというわけです。
あなたが今、本当にやるべきことはどんなことでしょうか?1つだけに絞って、最初はとにかくそれに専念してください。
ライティングであれば、ライティングの勉強と、実際に文章を書くことしかしません。デザインであれば、デザインの勉強と、作品を作ることに集中しましょう。
これが、1番効率良く情報をさばき、成果を出すための方法です。
ユウが実践しているビジネスの習得と展開
ここからは実際に、僕がどのようにして情報をうまく活用しているかについてお話していきます。あくまでも僕の場合ですが、何か参考になりましたら嬉しいです。
1.1ヶ月間は1つのことに全力を注ぐ
まず、「これ!」というものを見つけたら、1ヶ月はとにかくそれだけに集中します。1ヶ月というのは、人によっては本当にあっという間で、何もしなくても一瞬で過ぎ去ってしまいます。
ですが、その逆も言えます。1ヶ月間本気で集中して1つの物事に取り組めば、あなたは、かなりパワーアップすることができます。実際、そこまで1つのことにを集中してやり込む人はいないので、一気にライバルを抜き去ることができます。
人生のうちのたったの1ヶ月だけでいいと考えれたら、本気になれますよね。
2.その中で力を注ぐべきポイントを見つける
で、そうやって学んでいくと、その物事のコアな部分が見えてきます。「ここさえやっておけば成果が出る!」というポイントです。
パレートの法則はご存知でしょうか?物事に関する、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論のことです。80:20の法則とも呼ばれます。例えば、会社の利益の80%は、たった20%の優秀な人材が作っていると言われています。
これと同じように、あなたが1ヶ月学習し、実践してきたことの中にも、20%の大事な部分が存在するというわけです。あとは、この20%にフォーカスして実践することで、更に成果を伸ばしていくことができるようになります。
3.自分以外ができることは外注化していく
こうして、ビジネスを俯瞰できるようになれば、今度はより効率よくビジネスを展開していくために、必要な作業を外部に委託できるようになってきます。外注化と呼ばれるものですね。
あなたの時間は限られています。人生全てを使っても、ありとあらゆる全ての物事でプロになれるわけではありません。なので、ここからはあなたがより力を入れるべきところに、フォーカスしていきましょう。
僕も、インターネットに関するスキルや知識を色々と習得しようとしていた時期がありました。サーバーの仕組みや、プログラム、iPhoneアプリの作り方から、ハードウェアの構築まで…
ですが、結局自分の苦手なことに関しては、中途半端で終わっています…もし、僕が昔から、1つの物事に集中する大切さに気づいていれば、もっと早くビジネスがうまくいくようになっていたでしょう。
1ヶ月だけ全力でやりきることが最大のポイントです。たったの1ヶ月だけでも、本当に多くの知識・スキル・成果を得ることができます。器用貧乏にならないように、「これ!」という強みを見つけましょう。
もしかしたら、僕が特別不器用なだけかもしれませんが、僕の場合は、情報を減らして減らして1つの物事に集中したときが、1番ビジネスがうまくいきました。
逆に、あれもこれも手を出してしまったときは、全然うまくいかなかったです。Aのことに集中しているつもりでも、必ず頭の片隅でBのことを考えているんですよね。で、ちょっとBのことが気になり始めると、Aのこともおぼつかなくなるという悪循環。
もし、あなたが「作業に集中できなくて…」と悩んでいるのであれば、今部屋に放置してある書籍や、メルマガなどを整理してみてください。
これらは知らず知らずのうちに、あなたのエネルギーを奪っています。いきなり全部を捨てる必要は無いですが、増やすよりも減らすことを是非意識してみてください。これをするだけ、よりビジネスに集中することができるようになりますよ。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
僕は元々は時給300円以下の極貧生活も経験をしています。働いても働いても、稼げない…ビジネスのセンスや才能はまるで0でした。
学生の頃父親に「おまえは何にもなれない」と言われたことがコンプレックスもあり、「レールに沿った人生の方が幸せだったかも」と心が折れたことが何度もあります。
それでも、覚悟を決めて本気でビジネスに取り組むことで、今では普通のサラリーマン以上の収入をもらい、好きな人たちと楽しく仕事ができるようになりました。そのためには、センスも才能も、恵まれた環境もいりません。
ビジネスで自立して、主人公として生きていく。過去の僕と同じように人生モヤってる人が、思いっきり活躍するために、その具体的な方法や、僕の過去の経験をメールでお話しています。