本の断捨離の効果は?本を処分して気付いた情報ダイエットの必要性

大学を卒業してから、私がはまったのが読書。自分の今までの常識をくるっと180度変えてくれるような、別の考えを得られる書籍は新鮮そのものでした。当時からなんとなく「独立したいな」と考えていた私は、特に目的があるわけでもなく読書に時間を費やしていました。
買った本はどんどん増えていき、途中途中で整理をしていたものの、やはり感銘を受けた本は残しておきたいもの。何年も読んでいない書籍も「いつか読むだろう」と残しておいたのですが、2017年に入ってそのほとんどを処分することにしました。
大きなきっかけがあったわけではないですが、掃除しているときに「邪魔だな…」と感じて、思い切って整理をすることに。
私は決してミニマリストではないですが(どちらかというと持ち物は多いほう)、本の断捨離で感じた良かったことなどを、この記事ではお話ししていきます。
目次
情報化社会で情報が溢れすぎている

インターネットの普及、スマホの普及によって、今ではどこで何をしていようが片手間で情報が受け取れるようになりました。電車に乗ると、9割の人がスマホを開いて何かをしているという状況。私たちは、SNSやニュースアプリを通して日々様々な情報を受け身で受信しています。
「便利な時代になったな」と思う反面で、情報を受信する時間に多くの時間を取られてしまっているのが、我々現代人です。しかも、自分に取って必要のない情報にまで、脳みそのパワーや時間を奪われているので問題です。
他の記事でもお話しているように、物事を成し遂げるためには1点集中が基本です。あれをして、これをして…ではいつまで経っても成功することができません。
ですが、インターネットの誘惑は恐ろしいもので、自分が「Aにしようかな。」と考えていたにも関わらず、「Bがいいよ」と言われればBに気を取られ、「Cが最高だから」と言われれば、Cに気を取られ…
このように、情報過多により情報を選ぶ能力すらも低下しているように感じます。
少し話が大きくなってしまいましたが、私たちが会社に依存しない生き方を考えたとき、世の中に多く溢れている情報の中から「本当に必要なもの」を選択し、実行する必要があります。これは、インターネットでの情報以外にも言えることです。
以前、私の家には以下のようなジャンルの本がたくさんありました。
- ネットビジネス系の書籍
- デザイン系の書籍
- プログラミングの書籍
- TOEICのドリル、参考書
- 投資系の書籍
- イラスト・デザインの書籍
- ライティングの書籍
- 起業に関する書籍 …etc
ビジネス書や自己啓発書などもありましたので、クローゼットの中だけで収まりきらず、部屋にも本棚を置いて収納をしていました。
これだけ色々な本を置いていると、友達に「すごいな〜」と関心されることもあるのですが、蓋を開ければどれも中途半端。現在、私がマスターしていることなんて何一つありません。ネットビジネスでは成果が出ていますが、キャリアを考えるともっと短い期間で成功されている方も多くいますので、まだまだです。
もし、最初から1つのことに集中していれば、何か1つくらい胸を張れるプロになれていたんではないかなと思っています。
以下の記事では、毎日のタスクを1つに絞ることの重要性をお話していますが、もっと大きく考えて、チャレンジすること自体、もっと言えば生活自体を1つに絞る方が、必ず早い速度で成功することができます。
マルチタスクは失敗の元!1点集中で最速で成功する方法を紹介>>
私は、最近ではネットビジネス1本に絞っているのですが、「そういえば本多いよな…」と、ある日突発的に本を整理してみることにしました。
すると、今は読んでいない。そして、これからも読まないであろう本が、出てくる出てくる…結果的に、元あった大量の本を3分の1くらいまで減らしました。
ブックオフなどに持っていけば少しはお金になったんでしょうが、行くのも面倒だったので、全ての書籍は住んでいるマンションの資源ゴミとして出しました。
昔は本でしか勉強できなかったことも、今ではYouTubeで動画で勉強できるようなこともあります。「これYouTubeで充分だな」というようなものに関しても、処分しました。
情報過多の時代だからこそ、より良い情報を選択する必要があります。3つも4つも、同時並行していては、その物事で成功するまでに余計な時間を要してしまいます。
で、結論から言うと、本を捨てたことは何も後悔していません。「あれ、読み返したかったのに!」という本も今のところありません。もし、そのような本が本当に出てくれば書い直すと思いますが。というわけで、「家に本多いんだよな…」と感じているのであれば、本の断捨離は非常にオススメです。
実際にしてみて分かった本の断捨離の効果

ここからは、本を断捨離したことで、実際に私が「良かった!」と感じたことについてお話していきますね。全面的に良かったと感じているのですが、1つ1つリストアップしてみることにします。
1.収納が片付いた
1番目に見えて分かるのがこれです。家に本が多いと分かると思うのですが、本ってすごくかさばります。デザインやプログラムなど、大判の技術書なんかは特に場所を取ります。あと雑誌なんかもそうですね。
これらの本が無くなったので、収納がかなり片付きました。収納が大きければいいんですが、うちの収納は小さかったので、これだけでも大助かり。今まで整理しきれていなかった部屋もきれいに片付きました。
また、部屋がきれいになったのと、収納に余裕ができたことによる二次メリットで部屋をきれいに保つことができるようになりました。私はいつも自分の部屋で仕事をしているので、部屋がきれいだと心が落ち着いていいですね。
この辺は好みにもよると思いますが、集中力で悩んでいる場合は、部屋をシンプルに片付けておくと効果があるかもしれません。
2.情報を削ることで集中力が上がった
1番のメリットはこれだと思います。私は先ほどお話したように、多種多様、様々な書籍を家に置いてありました。その中には何年も開いていないようなものもありますし、購入したときにパラパラとめくっただけで、内容を全て理解していないものもあります。
あなたがもし「今はこれに集中したい!」というものがあるのであれば、それ以外の書籍は処分しても良いと思います。
私の例で言うと、「iPhoneアプリを作る本」なんてのも数冊あったんですが、これも二度と使わなそうだったので処分しました。
プログラムの書籍や、ソフトの使い方の書籍なんかは、バージョンによっても内容が異なりますしね。本当に必要なものであるなら、数年前の本を参考にするのではなく、今出ている1番新しいものを参考にする必要があります。
で、直接集中力とは関係ないかもしれませんが、私は書籍を処分することで気分がスッキリして、仕事に集中できるようになりました。
なんとなく、部屋に関係のないものがあると、エネルギーを奪われているような気がしていたのですが、それがなくなった感じです。
3.引っ越しが楽そう(まだ未知数)
本を片付けているときに、「そういば引っ越し大変だったな…」と思い出しました。私は一人暮らしなのですが、ダンボールの数が一般の一人暮らしの人よりも多いみたいです。ネットで調べてみると、4人家族と同じ量のダンボールをいつも使っていました(笑)
自分で運ぶわけではないですが、本って重いし片付けるのがすごく大変なんですよね。家の大半を占めていた書籍がだいぶ減ったので、次回の引っ越しはきっと楽だろうなと今から感じています。
本を断捨離することで、部屋が片付きます。その二次メリットとして、気分がスッキリし、以前よりも仕事に集中できるようになりました。スピリチュアル的なことは考えたことがないですが、風水などの本を読んでみても、部屋をきれいに保つことは、良い生活をするうえでの最低条件になっていますしね。関係のあることなんだろうなと思います。
あなたの家には、勉強しかけた資格の本や、やろうと思っていた英語の本など。中途半端になっている書籍はないですか?「ああ、そういえば…」と思い当たるものがあるのであれば、思い切って処分してみてください。
私のように、後悔するどころか何も感じないし、むしろスッキリして良かった!と感じていただけるのではないかと思います。今、本当に集中したいことに集中できるようになりますし、もし、本当にまた必要になったら書い直せばいいですしね。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
僕は元々は時給300円以下の極貧生活も経験をしています。働いても働いても、稼げない…ビジネスのセンスや才能はまるで0でした。
学生の頃父親に「おまえは何にもなれない」と言われたことがコンプレックスもあり、「レールに沿った人生の方が幸せだったかも」と心が折れたことが何度もあります。
それでも、覚悟を決めて本気でビジネスに取り組むことで、今では普通のサラリーマン以上の収入をもらい、好きな人たちと楽しく仕事ができるようになりました。そのためには、センスも才能も、恵まれた環境もいりません。
ビジネスで自立して、主人公として生きていく。過去の僕と同じように人生モヤってる人が、思いっきり活躍するために、その具体的な方法や、僕の過去の経験をメールでお話しています。