曖昧な僕たちの認知力と人生を向上させるための曖昧さ回避

こんにちは、祐です。
先日、Yahoo!ニュースでおもしろい記事を見かけたので紹介します。
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読みましたか?もし、まだでしたら必ず記事を見てから、続きを読み進めてくださいね。僕は最初読んだとき、この広告に全く違和感を感じませんでした(笑)
- どら焼き自体の'言われないと気付かない'変更
- 広告の'言われないと気付かない'キャッチコピー
商品の変更とキャッチコピーをかけた、おもしろい広告です。デザインや裏側にあるコンセプト、脳みその仕組みをうまく利用した広告が素晴らしいのは言わずもがな。この広告から考える、人の認知力についてお話しています。
目次
人はなんとなく、曖昧に物事を捉えている
先程のキャッチコピーで違和感がなかったように、僕たちの脳みそはものすごく曖昧かつ、長年の経験から物事を認識しています。
「みまなさに だじいな おらしせ。」
よくあるフレーズ。全ての単語を誤字していても、勝手に頭の中で「皆様に大事なお知らせ」と解釈できてしまいます。これは人が持っているすごい能力である一方で、逆を言うと人は普段からそれだけ曖昧に物事を認識しているとも言うことができます。
なんとなく応用して、なんとなく自分の経験から解釈してしまう。だからこそ、その分、いざ大事なことへ取り掛かる際のの見落としも多くなってしまうのです。むしろ、注意深く見て思考しなければ、ほとんどのことは曖昧なままです。
このことがよくわかるのが、キャラクターの似顔絵ですね。あんなにシンプルでわかりやすいシルエットにも関わらず、そっくりそのままちゃんと描ける人は少ないです。描いてみるとなんか違う…で、ちゃんと意識して答え合わせをしてみると、違いがはっきりとわかる。
試しに今すぐ紙とペンを用意して、ドラえもんを描いてみてください。あまりにもちゃんと描けなくて笑ってしまうはずです(笑)普段は、青くて白くて、鼻が赤で丸っこい感じだったら、ドラえもんと認識してしまうのです。
※ドラえもん得意な場合は他のキャラクターで試してみてください。
明確に受け取る力と、明確に伝える力
普通に生きる分にはこれで全然いいのですが「自分の人生をもっとよくしたい!」「ビジネスで成功したい!」などと考えている場合は、曖昧ではいけません。
うまくいった事例、情報をしっかりと注意深く観察して発信側の意図を汲み取り、その通りに実行していく。ビジネスにしろスポーツにしろ、こういったことが必ず必要です。適当にニュアンスを汲み取り、適当に考え、適当に実践してうまくいくのは自頭がいい人だけです。
また、自分が発信側に立ったときも「受け取る側は曖昧な解釈をしてしまう」という前提で、なるべくわかりやすく、そして明確に相手に伝えるということも大切です。人間関係においてもビジネスにおいても、相手がいて完結することなので、伝える力も必ず必要になります。
男性なら「もっとはっきりして!」と女性に言われた経験が一度はあるはず(僕はあります…)
リアルでもこういった状況になるのであれば、ネット上での関係であれば尚更。恋愛に限らずですよ。発信する側はとにかくわかりやすく、そして認識のズレが起こらないようにちゃんと伝えてあげることが大切です。
ついこの間も、コンサル生とこんなやり取りが…

僕は「この事例参考になるよ!」と伝えたつもりだったのですが、真逆の伝わり方をしていました(笑)少しお互いの認識がずれるくらいならまだしも、こういったことが起こり得るわけです。
情報がたくさん溢れている時代、まずは注意深く情報を受け取ることを心掛けてみてください。受け取り上手は与え上手。しっかりと観察して、自分の脳みそに落とし込むことを繰り返していくと、発信力も自ずとアップします。
あ、あと広告から認知力の方に話を膨らませましたが、世に出てバズっている広告は、個人で行うスモールビジネスの観点からも勉強になることがとても多いです。事例集としてストックしておくことをおすすめします。
追伸

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本題筋とそれますが、Webマーケティングの内容と裏側の意図が知りたい場合は、こちらの本がおすすめ。
どんな意図でどんなサービスが作られたのか。そしてその結果どうなったのかの事例がいくつかと、個人ビジネスレベルでそれを活かすステップが書いてあります。
僕は元々は時給300円以下の極貧生活も経験をしています。働いても働いても、稼げない…ビジネスのセンスや才能はまるで0でした。
学生の頃父親に「おまえは何にもなれない」と言われたことがコンプレックスもあり、「レールに沿った人生の方が幸せだったかも」と心が折れたことが何度もあります。
それでも、覚悟を決めて本気でビジネスに取り組むことで、今では普通のサラリーマン以上の収入をもらい、好きな人たちと楽しく仕事ができるようになりました。そのためには、センスも才能も、恵まれた環境もいりません。
ビジネスで自立して、主人公として生きていく。過去の僕と同じように人生モヤってる人が、思いっきり活躍するために、その具体的な方法や、僕の過去の経験をメールでお話しています。