「勉強したいのでおすすめの本を教えてください!」→勉強して何もやらないの罠

こんにちは、祐です。
少し前、僕の元にこんな質問が届きました。

線を引いているところに注目。この人はビジネスを始めるにあたり、先に勉強が必要か?ということを気にしていました。これ、まさに昔の自分がそうだったのですが、結論から言ってこの思考は失敗の元です。
同じような質問に「ビジネスを勉強したいのでおすすめの本を教えてください」というのもある。僕も過去、自分よりもうまくいっている人にこの質問をしまくっています。そして実際に本も読みまくりました。
その結果、どうなったのか?というお話。
投資した時間とあらゆる知識はゴミになった
他の記事でもお話しているのですが、僕は過去に色々な知識の本を読みまくっていました。ビジネスだけに絞っても、
- デザイン
- プログラミング
- トークスキル
- ライティング
- 集客(SEO)
- アイディア作り
- 税務関係
- 速読
- 仕事効率化
- 投資関連 …
などなど。実際はもっとあります。で、これは「どうや、すごいやろ」ということが言いたいのではなく、僕が過去してきたこれらの勉強は「99%無駄だった」ということが結論です。
学生の頃、学生と言えば座学が中心です。教科書を見て授業を受け、テストで点を取るためにノートで勉強する。勉強=座学という常識が、ビジネスで失敗する人を増やしているように感じます。ビジネスは減点方式ではなく、加点方式で結果が決まります。そもそも学校の勉強とは違うものです。
冒頭にあった質問も典型的なそれです。
「事前に身に着けておいたほうがいい知識はありますか?」
「ビジネスを始めるにあたり読んでおいたほうがいい本はありますか?」
日本の学習から染み付いた考え方なので、この質問をする人たちは何も悪くないです。むしろ、人一倍真面目だったりします。でも、それでビジネスで成功するかどうかは別だし、むしろ失敗してしまう可能性の方が圧倒的に高いです。
過去の僕が真面目だったかどうかは別として、同じような質問をたくさんしてきました。少なくとも僕の場合は、0→1のフェーズで本をたくさん読むのは大失敗だったと思っています。本を読んでも何にも活きていないこともたくさんあるし、昔買ったほとんどの本はもう残っていません。
本を読んで勉強→勉強するけど何もしない
これでは時間も、お金も、せっかく身についた知識も全て無駄です。
「とりあえずやってみました」が一番強い
じゃあ、逆に何が一番結果が出やすいかというと、とりあえずやってみること。
ドメインとサーバー準備して、とりあえずサイトを作って、真似しながら300文字でいいからなんか書いてみる。
ネットビジネスでいうと、これが1番強いです。よく「行動が大事」と言われますが、まさにこれです。僕は過去のメンターに、
「勉強して知識が多いおまえよりも、
バカだけど記事書いている◯◯の方が1億倍すごい」
と言われたことがきっかけになりました。プライドの高さゆえに、言われたときはめちゃくちゃむかつきました(笑)でも、そこから習慣になっていた「読書時間」を捨て、その時間をパソコンに向かうようにしてからは、成果がグングン伸びていきました。
ちなみに言っておくと、ここで言いたいのは、本は読まなくていいということではないです。本は絶対読んだほうがいい。言いたいのは
「準備だけで終わっても意味ないよ」
ということです。
- 本を読んでノートにきれいにまとめている
- 関連する事前知識を全て完璧に学習しようとしている
このような場合(すべて過去の僕です)は、今すぐその習慣をやめてみてください。「書を捨てよキーボードを叩こう」です。
実業だとそうもいかないかもしれませんが、ネットを使ったスモールビジネスはリスク0です。とりあえず、走り始めましょう。
僕は元々は時給300円以下の極貧生活も経験をしています。働いても働いても、稼げない…ビジネスのセンスや才能はまるで0でした。
学生の頃父親に「おまえは何にもなれない」と言われたことがコンプレックスで、レールに沿った人生の方が幸せだったかもと思ったことが何度もあります。
それでも、自分で生きると覚悟を決めて本気でビジネスに取り組むことで、今では普通のサラリーマン以上の収入をもらい、好きな人たちと楽しく仕事ができるようになりました。それにセンスも才能も、恵まれた環境もいりません。
ビジネスで自立して、主人公として生きていく。過去の僕と同じように人生モヤってる人が思いっきり活躍するために、その具体的な方法や、僕の過去の経験をメールでお話しています。